インターンシップ等のキャリア形成支援について
学生が企業に出向き、自分の専攻や将来のキャリアに関連する就業体験を行う活動のことで、幅広い体験を通じて社会で必要とされる知識や能力、働くことに対する価値観や意欲を形づくり、学生を社会全体で育み地元企業との接点を広げます。それは企業にとっても、多くの学生と出会い、その魅力を理解してもらう貴重な機会。企業の将来につなげるために、受け入れを検討してみませんか。
企業様向けリーフレット
【導入編】企業と学生をつなぐインターンシップガイド.pdf (3057kb)
【活用編】企業と学生をつなぐインターンシップ活用ガイド.pdf (972kb)
企業様向けチラシ
インターンシップ等の企業メリットとは?
1.学生の声を活かせる
会社にどのような印象をもったのか、学生の生の声から把握し、企業の採用戦略の参考にすることができます。また、大学との関係強化にもつながります。
2.会社を見直す機会に
インターンシップの受入準備や、学生へ企業理念・会社概要を説明するプロセスで、自社の組織や業務内容を見直す機会となります。
3.社内の活性化につながる
学生を受け入れることで、職場の意識や雰囲気が変わります。社員が自分の仕事を語る場を持つことで、仕事のやりがいに気づき、意欲の向上につながります。
4.育成体制づくりのきっかけに
どのような体制で、どのようなプログラムで会社の入り口を準備するのか。インターンシップ等の受け入れを考えることは、新入社員教育の体制づくりにもつながります。
令和5年度からインターンシップの取扱いが変わりました
令和4年6月、文部科学省・厚生労働省・経済産業省の合意による「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」(3省合意)を改正し、大学生等のキャリア形成支援に係る取組を類型化し、そのうちタイプ3、タイプ4がインターンシップと称することが出来るとされました。また、一定の基準を満たしたタイプ3のインターンシップで企業が得た学生情報を、広報活動や採用選考活動に使用できるよう見直しました。
各類型は以下のとおりです。
当サイトでは、幅広い学生が参加可能で将来の検討につながるタイプ2(キャリア教育)と、より実践的な体験を通して自らの能力を見極めるタイプ3(汎用的能力・専門活用型インターンシップ)を取り扱っています。
詳細はインターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方 (文部科学省HP掲載) をご覧ください。
インターンシップ等実施の流れ
時期 | 内容 |
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3月~4月
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・受け入れ体制・期間、受け入れ人数等の御検討 |
4月~6月
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・各地域の大学より受け入れのご依頼 ・インターンシップ等受け入れの御回答(各大学より御回答方法をご案内致します) |
5月~6月
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・大学内で学生申し込みー受付 (企業様にて県外学生の受け入れが可能な場合、ポータルサイト「インターンシップ in 岩手」にて企業・インターンシップ等の情報を公開し、岩手県内連携大学の学生が申し込み可能となります) |
6月
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・マッチング(大学側で受入学生を決定します。) |
6月~7月
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・誓約書・覚書など必要書類の取り交わし、学生の保険加入 ・日程、プログラムの調整など |
7月~9月
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・インターンシップ等受入れ |
9月~10月
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・事後学習 (学生の評価フィードバックレポート送付をお願いしています。) |
「インターンシップ in 岩手」にて、受入をご検討されている企業様へ
実施していただきたい条件
「インターンシップ in 岩手」にてインターンシップ受入をご検討いただく事業所様には、7月~9月の夏季休暇期間を中心に、タイプ2(キャリア教育)では3日間以上(※)、タイプ3(汎用能力・専門活用型インターンシップ)では5日間以上の日程で実施をお願いいたします。
※ タイプ2(キャリア教育)は本来実施日数の規定はありませんが、学生の就業体験の機会として、当サイトでは3日間以上の実施をお願いするものです。
参加する学生
下記の「インターンシップ in 岩手」に参加する連携大学の学生が対象となります。
連携大学
- 岩手県立大学
- 岩手県立大学盛岡短期大学部
- 岩手県立大学宮古短期大学部
- 盛岡大学
- 岩手大学
企業様・団体様向けお問い合わせ先
大学 | 担当部署 | 連絡先 |
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岩手県立大学 | 就職支援グループ | 〒020-0693 岩手県滝沢市巣子152-52 TEL:019-694-2020 |
岩手県立大学盛岡短期大学部 | ||
岩手県立大学宮古短期大学部 | ||
岩手大学学務部学務課
地域協創教育室 |
地域協創教育グループ | 〒020-8550 盛岡市上田3-18-34 TEL:019-621-6633 |
盛岡大学 | 就職センター | 〒020-0694 岩手県滝沢市砂込808番地 TEL:019-688-0613 |
参考資料
インターンシップ専門人材育成研修会 教材動画
大学教職員・コーディネーター向け教材
インターンシップ実施の基本手引き_参考資料.pdf(661kb)
効果の高いインターンシップ運営をするために、事前~実施中~事後学習における重要ポイントを分かり易くまとめた教職員様・コーディネーター様向け教材です。
ご自由にダウンロードしてお使いください。
※ 三省合意改正前の内容となっております。あらかじめご了承ください。
インターンシップ等受け入れプログラム事例
インターンシップ受入企業・参加学生の声
株式会社小林精機 様
担当者 企画情報室 室長 行方 学 氏
事業内容 / 精密機械部品製造、 省力化機器設計製造
設立 / 昭和52年 所在地 / 岩手県滝沢市大釜風林3番地21
プログラムのポイント
- 製造業のモノづくりに対する考え方や意義を理解してもらう
- 学生の学びが産業界でどのように役立つかを知ってもらう
- 学生も企業も相互にメリットを得られるプログラムをつくる
私たちがプログラムづくりで重視したのは、製造業について理解を深め仕事に興味を持ってもらうこと。学生が勉強していることが産業界でどのように役立つかを知ってもらうことです。例えば、学生が「スマホで位置情報を正確に把握できるシステム」を研究しているとします。私たちは、その知識や技術をどう仕事に活かせるかを考えられますし、学生には現場で活用できる可能性について教えることができます。学生にも私たちにも相互の学びがある、そんなプログラムを目指しました。
インターンシップのメリット
- 学生の発想や行動、新鮮な驚きが、社員の刺激になる
- 指導する社員のスキルアップや成長につながる
- 採用基準を検討できる
受け入れにあたってプログラムづくりを考えることは、私たちの勉強にもなり、指導する社員の成長につながります。また、学生の資料をまとめる力や発表力は良い刺激になりますし、「これはなぜですか?」という学生の素朴な疑問は業務を見直すきっかけにもなります。客観的な立場の学生を受け入れることで、私たちが教えられることも多いですね。